我々の法人名「医療法人応篤会」には、強い思いが込められています。
それは「医療を必要とする人々に篤く応える」という意味と同時に、
「その人たちの人生そのものを"応援する"」という想いです。
私の座右の銘である"照一隅、是国宝"の言葉通り"今"自分の置かれた境遇で精一杯努力し、小さな社会の一隅かも知れませんがその一隅を照らす人こそ何物にも代え難い国の宝である、という意味に由来しています。
この、"今、各々が自分の立場で精一杯努力し明るく光り輝く"という事はすなわち生き方であり、我々医療提供者だけではなく、患者の皆様とこそ共有すべきものだと考えています。
皆様が"明るく光り輝く"為の医療を通じた支援が、私たちの使命であり喜びであります。
私は生まれも育ちも東京でしたが、大学は大阪に行くことになり、縁あってこの奈良の地に奈良東九条病院を開院することになりました。当時は医療機関も少なく、そのような中で35年以上この地域の医療を担ってきました。近年、地域の高齢化もすすみ、患者様の要望も変わっていきました。
「医療」だけでなく「介護」「生活」の支援を求む声が大きくなってきました。透析の患者様のためにJR奈良駅前に「おうとくクリニック」を開設、奈良東九条病院内でも入院透析できる体制をつくりました。その翌年には、奈良東九条病院の近くに介護施設である「おうとくケアセンター」を開設しております。また、院内ではリハビリテーションに力を入れ、在宅・介護・福祉の方々とシームレスな連携を心がけています。
少しずつではありますが、地域の皆様の期待に応えられますよう、また、皆様の人生を応援・支援できますよう努力していく所存です。
奈良東九条病院 院長 枝川 篤永
院長 | 枝川 篤永 医学博士 |
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略歴 |
出身高校:東京都立上野高校 出身大学:大阪市立大学医学部 医局:同大学医学部第二外科 大学院:大阪市立大学大学院医学研究科 外科系専攻 主論文:Clinical and Experimental Studies on Acute Cholangitis, Particulary Acute Obstractive Suppurative Cholangitis |
専門 | 消化器外科、肝胆道外科、肛門科 |
医療法人応篤会は、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、職員がその能力を発揮し、仕事と生活の調和を図り働きやすい雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
1. 計画期間
令和2年7月1日~令和7年3月31日までの5年間
2. 内容
子育てを行う労働者等の職業生活と家庭生活との両立を支援するための雇用環境の整備
目標1 :
子どもの出生時における育児休業の取得を促進する。
対策
「育児・介護規程」を従業員がいつでも閲覧できるように、周知する。
休業予定者に対して復職後に利用できる制度(育児短時間勤務や時間外労働の制限等)の説明を行う。